運動している人は、していない人より睡眠の質が高いとの調査結果があります。
自律神経の働きが重要
睡眠には自律神経の働きが深く関与しています。
自律神経の内、交感神経は「興奮、覚醒」、副交感神経は「鎮静」状態を作り出します。
夜になると副交感神経が優位になる事で体が睡眠の準備を始め、眠気を誘う様になっています。
運動がなぜ睡眠に影響するかと言うと、自律神経を整えるきっかけとなる為です。
運動する事で体は興奮し、心拍数が上がりますが、これは交感神経に働きによるものです。
即ち、「今は昼だ!」と言う信号を体に送る事ができており、夜に副交感神経が働き出す序章となっているのです。
運動と睡眠の関係
Gigazinの記事を引用させて頂きますが、フランスで2014年に9000人を対象に8か月掛けて行われた調査があります。
運動を継続した人と運動をしていない人の比較で、運動継続した人の方が睡眠時間が平均14分長かった結果となりました。
また、就寝時間も運動した人は平均56分早く、起床時間も平均22分早いという結果が出ました。
ノンレム睡眠の時間も平均19分長い結果です。
この事から、運動を継続した人は早寝早起きで熟睡ができる傾向にある事が分かります。
運動するなら朝
運動するなら交感神経を刺激して自律神経を整える事ができる朝がお勧めです。
しかし、仕事をしている人で朝時間がある人は居ないのではないでしょうか?
ならば、いつもより1時間早く起床して運動をすると良いでしょう。
私も朝5時半からジョギングをしていた事がありましたが、非常に爽やかな気分になり、目も覚め、仕事への取り組みも変わります。
朝のジョギングをするだけで、「人生が変わる!」と思えたくらいです。
ただ、残念な事に雨が続いた時期に止めてしまいました。
今は天候に左右されないエアロバイクを購入し、朝起きて家の中で30分運動しています。
最近のエアロバイクは音も振動も無いので、早朝でも全然迷惑になりません。
私が使っているのはアルインコ社のAFB5215という一番売れているであろうタイプです。
運動を睡眠の質につなげるには習慣化する事が必要なので、気象状況によって運動を諦める事の無いようにしましょう。