会社によっては、夜勤体制で24時間稼働させている会社も多いと思います。
その場合には、1週間毎にシフトが変わったりすると思います。
特に昼勤から夜勤に変わる時、急に昼に寝ろと言われても寝れませんよね。
中途半端な睡眠で熟睡感も無く、夜勤では眠くて眠くて仕方がないと言う思いをした人も居ると思います。
お昼に寝ても夜勤で眠い!
昼にどれだけ眠っても、夜勤で眠いという事があります。
当然体のリズムは昼勤のリズムで働いていますので、お昼に寝ても夜勤で眠くなるのです。
体のリズムが昼夜逆転するには3週間~1ヶ月必要です。
1ヶ月単位でシフトを変更したとしても、慣れた頃に元のシフトに戻る事になります。
当然1週間単位でシフトが変われば、体内時計は昼勤のまま1週間の夜勤生活が必要となります。
この様に体が対応しきれない事を知ったうえで、夜勤の眠気を除去する方法を考えます。
それは、休憩毎に仮眠をとり、目覚ましにカフェイン飲料を飲む事。
単純ですが、これしかありません。
昼に眠れない
この様に、体内時計は昼に活動するように動いていますので、当然昼に寝ろと言われても難しいでしょう。
しかも、昼は明るかったり、外は活動しているので騒がしかったりします。
例え眠れたとしても、熟睡はできていません。
体のリズムでは本来起きている時間帯なので、やむを得ないと考えるしかありません。
熟睡できないのであれば、せめて睡眠時間は確保するべきです。
なので、アイマスク、耳栓で外界のノイズをシャットアウトし、ラベンダーなどの香りアロマで眠る環境を整える。
できる事は全てやって眠りにつきましょう。
ドーム型の枕であれば、視界を遮断し雑音を消すので睡眠に入り易いでしょう。
シフトの変わり目は?
シフトの変わり目は、特にリズムを崩しやすい時です。
夜勤から昼勤
土曜日の夜勤で日曜日の朝まで勤務をしたら、次は月曜日の朝出勤です。
夜しっかりと眠らなければなりませんので、勤務後は仮眠に留めて昼頃には起きましょう。
日中眠くなっても、外を散歩するなりして眠気を飛ばし我慢します。
(車の運転は居眠りしない様に十分注意しましょう。)
そして、夜通常の時間に就寝するようにしましょう。
昼勤から夜勤
土曜日の昼勤で夕方まで勤務をしたら、次の出勤は月曜日の夜です。
月曜日は夜勤に備えて、昼~夕方は眠らなければなりません。
よって日曜日は22時頃就寝し、月曜日の朝3時に起床します。
月曜日の朝3時からお昼までは活動しましょう。
日が昇るまでは眠い上に暇になってしまいますので、何とかやる事を探さなければいけません。
DVDを観たり、勉強したり、運動したり、副業したり、暇だと思いますが、何か探してください。
体への負担は掛かる
上の説明でわかると思いますが、体に無理を強いるのが夜勤のシフトです。
その為に夜勤手当が支給されているので、我慢して対応するしかありません。
お昼に眠れてても夜勤で眠くなるので、もしお昼に満足に眠れなかった場合、間違いなく夜勤では寝てしまいます。
製造業などは作業中の眠気は事故につながる事もあります。
私個人的な意見では、特にシフトの変わり目では、睡眠薬を服用するのも全く否定しません。
「過剰摂取は死につながる」との危険なイメージのある睡眠薬ですが、今の睡眠薬は死にません。
昔の睡眠薬とは成分が異なります。
習慣性の無い軽いタイプであれば、目覚めもダルさなどが残る事はありません。
利用できるものを賢く利用し、なるべく負担の少ない夜勤をしましょう。
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