食べてすぐ寝ると牛になる?睡眠の質が悪くなる?

「食べてすぐ寝ると牛になる」とはよく言ったものです。

行儀の悪さを戒める為の昔からある諺?のようですが、何故牛なのか、昔からずっと疑問でした。

で、実際に食べてすぐ寝ても牛になる訳では無く、なるとしたら肥満か健康体かと言う感じです。

でも、食べてすぐ寝ると間違いなく起こるのは、睡眠の質が悪く十分な熟睡感を得られない睡眠障害です。
(夕食に限る)

食事後に寝てしまうと

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胃の中に物があると、それを消化する為に胃が働きます。

血液が脳から胃に集まるので、眠くなりがちな時間です。

でも、そのまま寝たら胃が活動した状態なので、当然深い睡眠をとる事ができません。

更に、睡眠により消化効率が落ちる為、胃もたれした状態で朝を迎える事になります。

夕食の内容も睡眠の質に影響する

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コロンビア大学メディカルセンターでの研究結果です。
ホリスティック健康学・栄養学研究所のブログより引用)

「管理栄養士の食事」と、それに比べて「飽和脂肪が多くたんぱく質の少な目な食事」をした時の睡眠の質の比較です。

その結果、睡眠時間は変化ありませんでしたが、その他の睡眠の質では管理栄養士の食事に優位性が見られました。

・寝付くまでの時間が10分程早い。
・徐派睡眠の時間が多かった。
・食物繊維が多い程ステージ1の時間が少なく、深い眠りが多かった。
・飽和脂肪の割合が増えると、深い眠りの割合が減った。
・砂糖や炭水化物の割合が増えると、眠りから覚める回数が増えた。

徐派睡眠とは、ノンレム睡眠の4つのステージの脳波の中で、一番熟睡しているステージ3とステージ4の脳波が現れる睡眠を言います。
ステージ1はノンレム睡眠の中で一番浅い眠りです。
レム睡眠?ノンレム睡眠?どっちがどっち???の記事参照)

夜はサッパリした食事で

飽和脂肪や炭水化物(糖類)はエネルギーとなる食材です。

これから睡眠をとるのに、エネルギーを蓄える必要はありません。

食物繊維は海藻や野菜などに多く含まれる為、あっさり系で野菜中心の食事とし、就寝3時間前には食事を終わらせておく事が、睡眠の質を上げるコツとなります。

研究段階なので万人に共通するかはわかりませんが、優位性があるという事は悩んでいる人は試してみると良いでしょう。

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