睡眠時間が長い人、短い人、色々な人がいます。
睡眠時間が長くても寝起きが悪い人、睡眠時間が短くてもスッキリ起きる人。
体質によって違うんでしょうか?
8時間睡眠の人なら短くできる!
「私は8時間寝ないとダメ。」
という人も多いと思います。
そんな人でも、熟睡できれば6時間で十分になります。
現に、私の妻は体も強い方ではなく「8時間以上絶対睡眠必要!」とずーと言い続けていました。
睡眠時間が8時間を切るとダルイとか眠いとか、うるさくて仕方ありませんでした。
そんな生活を35年以上続けていたのに、子供ができてからは6時間睡眠です。
やる事が多くて早く寝る事ができず、朝は子供が起きてしまうので起こされる。
最初は辛そうにしていましたが、今では時間ができても12時までは寝に行きません。
日中は家事や子供の散歩で良く動いていますし、仕事もしておらず引っ越してきたばかりなので、人間関係のトラブルもありません。
夕食も子供に合わせているので18時に食べ始めます。
ストレスが無く、程よい疲れがあり、胃は空で、適切な睡眠環境。
熟睡できる訳です。
今は「8時間寝ていた頃がもったいない。」と言う程になっています。
4時間睡眠にチャレンジしていた時期があった
私自身は、4時間睡眠にチャレンジしていた時期がありました。
新卒で入社した頃、仕事とは別に自分でプログラミングの勉強がしたかったので、深夜2時頃まで勉強していたのです。
「寝る時間がもったいない。」
と本気で思っていました。
朝起きるのが6時。
一人暮らしを始めた頃だったので、結構頑張りました。
短眠法の本を購入し、短眠のコツを習得します。
しかし、眠い。
お昼過ぎなど強い眠気に襲われます。
その時は、パートのおばちゃんにアメを貰って舐めると、一時的に眠気が覚めます。
しかし、半分寝た状態で仕事をしている時もありました。
本に書いてある通りにやりましたが、結局私には短眠は辛くて習得できませんでした。
短眠のコツ?
その本に書いてあった内容は、今思うと「どうなんだろ?」ってレベルの話でした。
毎日の起床就寝時間を統一する。
これは正しいですよね。
小食になれ、ツボを押せ、熟睡出来るヨガのポーズ紹介、上手に仮眠を取れ、這ってでも起きろ、呼吸を止めて疑似パニックを作れ・・・。
これらは、どうも???って感じです。
何となく、自己啓発本と間違えるような内容でした。
インターネットも今程進んでいない時代で、電話回線で接続していた頃です。
睡眠に関しての深い勉強をする事も無く、この本の内容だけを信じてやっていたので、やはり無理があったのでしょう。
もっと科学的に解説して頂き、一番効率的で一番熟睡できる方法を紹介してもらうだけで十分だった気がします。
成功している人は皆短眠だと言われても・・・。
当時は私もそれを信じて頑張っていましたが。
惰眠をむさぼるのは避けよう
4時間睡眠をしろとは言いません。
最近の統計では、死亡率が一番少ない睡眠時間は7時間だと言います。
あくまで統計ですが。
自分にとって短過ぎず長過ぎない睡眠時間を探す事は重要だと思います。
だらだらと何時までも寝ている時間程もったいない事はありません。
金持ちでも貧乏でも、天皇陛下でも無職のおじさんでも、唯一「時間」だけは平等に与えられた自分のモノです。
その時間をお金に変えるのが仕事であり、時間を知識に変えるのが勉強です。
お金は苦労して得ますので、誰もが大切にします。
でも、時間は生まれた時にドカッと与えられ、誰も苦労して手に入れたわけではありません。
だから大切さが分かり辛いですし、残り少なくなって来たら「もっと欲しい」と言い出すのです。
8時間睡眠を6時間睡眠に減らした場合、1年で730時間確保できる計算です。
2級簿記試験合格に必要な勉強時間が300時間くらいなので余裕で確保できます。
この730時間は、目標さえあれば何にでも活用できる時間でしょう。
この事に早く気付き自分の睡眠を見直す事は、人生を見直す事にもつながります。
今自分の睡眠に不満を持っていないあなたも、熟睡方法を知り、睡眠時間を最小限且つ満足できる時間に調整してみましょう。