レム睡眠とノンレム睡眠と言う言葉。
よく聞く言葉なので知っている人も多いと思います。
でも、どっちがどっちかわからなくなる事は無いですか?
そもそも、「レム」って何?
レム睡眠、ノンレム睡眠の「レム」とは、英語で書くと「REM」です。
これは、Rapid Eye Movementの略となります。
簡単に言えば、夢を見ている時間(=眠りの浅い時間)は瞼の下で眼球が素早く動いています。
夢の映像を目で追っているのでしょうか?
この状態をRapid(早い) Eye(眼球) Movement(動き)と読んでいるのです。
なので、
「眼球が動いている⇒夢を見ている⇒睡眠が浅い⇒レム睡眠」
と覚えましょう。
逆にノンレムは眼球が動かない状態の事です。
眼球が動かないので、深い眠りです。
ノンレム睡眠の段階
レム睡眠は夢を見ている状態で、体は休んで脳が動いている状態です。
対して、ノンレム睡眠は体も脳も休んでいる状態です。
ノンレム睡眠にも細かく分けて4つの段階(ステージ)があります。
この中でステージ1がノンレム睡眠の中でも浅い眠り、ステージ4が一番深い眠りとなります。
その時の脳波の違いは次の通りになっております。
ステージ3とステージ4は深い眠りについている状態で、徐派睡眠と言います。
人の睡眠はステージ2が大半と言いますので、ステージ3と4をいかに増やすかが熟睡感を得るポイントになります。
睡眠中はコントロールできませんので、睡眠前の起きている段階での心掛けが、睡眠の質を良くするポイントになります。
夕食のタイミング、夕食の内容、就寝前のブルーライトの影響、就寝前のリラックスの心掛け、日中の運動などが重要になってきます。