睡眠の薬の効き目、安全性、依存性について

睡眠薬を選ぶ時には、自分の不眠パターンを知る事が第一歩となります。

・寝付きが悪いのか?
・途中で起きてしまうのか?
・朝早くに目が覚めてしまうのか?
・時間は寝ているけど熟睡感が無いのか?

それぞれでタイプの異なる薬が必要です。

薬のタイプ

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薬のタイプは次の4つに分けられます。

1、超短時間型
1時間以内に効き始め、3時間ほど効果が持続します。
寝付きが悪い人に向いていますが、途中覚醒する人には向きません。

2、短時間型
2時間前後で効果が出始め、6時間程効果が持続します。
寝付きは良いが途中で起きてしまう人向きです。

3、中時間型
2時間前後で効果が出始め、6時間~24時間効果が持続します。
朝方目が覚めてしまう人にも対応可能です。
逆に分量を間違えると起きる事ができなかったり、目覚めても頭が働かない事がありますので、要注意です。

4、長時間型
4時間前後で効果が出始め、10時間~24時間以上効果が持続します。
注意点は中時間型と同じです。


睡眠薬は薬で意識を飛ばしているだけなので、熟睡感を得る事は難しいと思います。

依存症もありますので、自然の力で睡眠力を付けて克服する事が一番理想です。

薬の種類と副作用

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実際の薬には主に次のような種類の薬があります。

■ メラトニン受容体作動薬

睡眠ホルモンであるメラトニンは、脳のメラトニン受容体に作用する事で睡眠体制に入ります。

この睡眠薬は人工的にメラトニン受容体へ作用する働きを持つ為、意識を飛ばすのではなく睡眠に誘導する薬です。

効き目は軽いですが副作用の心配も余り無く、他の睡眠薬を頼ったことが無い人向けの薬です。

これは、超短時間型に分類されます。

■ ベンゾジアゼピン系睡眠薬

ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は効果があり思い副作用に悩まされる事も少ないので、よく利用されております。

注意するのは、筋弛緩作用もある為ふらつきや転倒の事故も起こっており、高齢者などは転倒により骨折し、寝たきりになってしまったと言う笑えない話まであります。

また、ある程度の肉体的や精神的な依存性がある様なので、短期間使用に留めておく事が無難です。

依存症があるという事は、止める時の離脱症状もあります。

不眠症、めまい、パニック発作、興奮、視覚・聴覚・身体への過敏症などの症状が懸念されます。

超短時間型~中時間型それぞれの薬があります。

■ 非ベンゾジアゼピン系睡眠薬

非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬はベンゾジアゼピン系の筋弛緩作用を改善した薬です。

現在超短時間型しか販売されておりません。

効果はベンゾジアゼピン系と同じくありますが、服用後睡眠に就くまでに、無意識のうちに歩き回ったり、お菓子を食べたり、人と話したりする事もあるようです。

当然意識が低下している状態での行動の為、翌日も全く記憶がない状態です。

依存症や離脱症状に関しては、ベンゾジアゼピン系と同じです。


依存症の認められる薬は、何週間も継続摂取するのは控えた方が良いでしょう。

やはり薬には頼りたくない!

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薬で怖いのは、耐性がつく事と、依存症です。

耐性がつくと効きが悪くなりますので、少しずつ薬の量が増えてゆきます

薬の量が増えると依存度も高くなる為、離れられなくなります。

麻薬みたいなものですよね。

また、睡眠薬を服用しても不眠の原因を治療できる訳では無く、不眠と言う症状を抑えるだけです。

原因が無くならないという事は、眠る為にずっと服用し続けなければなりません。


安易に薬へ頼ると抜け出すのが難しくなりますので、自分の睡眠力を高める事ができる様に、日常生活の中で少しだけ努力する様にしましょう。

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