いつも目覚めが悪いと実感している人。
実は睡眠周期を把握していないか、周期を軽く見過ぎているのではないでしょうか?
睡眠周期とは
睡眠は浅い眠り(レム睡眠)と深い眠り(ノンレム睡眠)の繰り返しです。
レム睡眠は大凡1時間半に一度、少しの時間現れます。
このレム睡眠の時は眠りが浅い為、周りの刺激(音や光、感覚)で目が覚めやすい状態になっています。
(睡眠の質が悪くレム睡眠の時間が長いと、夜中に起きやすくなります。)
夜中トイレに起きるのも、就寝時間から3時間後である事が多いのは気付いていましたでしょうか?
深い眠りの時間は何をしても目が覚めず、浅い眠りの時には容易に目が覚めやすいのです。
就寝時間と起床時間
この様な観点から就寝時間を起床時間を見てみます。
現代の日本人は6時間睡眠が多いですが、可能であれば7時間ほど眠るのが一番健康に良いと言われています。
なので、周期から言えば7時間半の睡眠が快適に目覚める事ができる睡眠時間です。
朝6時半に起きる人は、23時に就寝するか、0時半に就寝するか。
23時半や24時に寝てしまうと、頭がボーとして目覚めが悪くなり易いでしょう。
睡眠時間を確保できない時
目覚めを考えると、5時間寝るのであれば4時間半睡眠にした方がスッキリ目覚める事が可能です。
3時間半寝るくらいだったら、3時間睡眠の方が寝起きはスッキリです。
寝起きだけを考えるのであれば、睡眠時間は周期に合わせる為に減らした方が良い。
でも、それでは絶対的な睡眠時間が不足してしまう。
30分でも多く寝た方が良いのは当然です。
周期がずれて目覚めが悪い時
深い眠りの時に起きなければならなくなると、脳が「まだ寝たい!」と睡眠を欲する度合いが非常に強くなります。
結果二度寝につながります。
やむを得ず周期に合わせる事ができない時には、朝無理やり起きて強い朝日を浴びましょう。
可能であれば30分。
30分は無理でも10分以上浴び続けると、目が覚めてきます。
続いて交感神経を刺激する為に強めの運動をします。
出来れば熱いシャワーを浴びる事ができればベターです。
無理やりでも交感神経を働かせて体を起こさなければ、後々まで眠気を引きずる事になります。
日の出が遅かったり、曇りがちな日の為に、強い光を発光する目覚まし時計を準備しておくのも良いでしょう。
詳しくは「光で起きる目覚まし時計」の公式サイトで確認してください。
⇒ インティスクエア
自分の睡眠リズムを把握するには?
個人によっては睡眠のリズムは多少異なるようです。
周期が10分違えば、6時間睡眠(4周期)で起床時間が40分変わってきます。
明け方になるにつれて浅い眠りの時間が長くなりますので、多少ぶれても浅い眠りの時間に起きる事は可能です。
しかし、深い眠りに移行するタイミングで起きる事になると、ちょっと起き辛い事もあるでしょう。
その様な場合には、自分の睡眠周期を把握する事です。
やり方は簡単。
いつもよりも早めに就寝し、目覚まし時計無しで自然に目覚める様にします。
その起きれた時間と就寝時間を計算すればいいのです。
いつもよりも早めに寝るので、寝付けずにいたら、大体どれくらいで眠る事ができたかも覚えておきましょう。