布団に入ってから1時間寝付けない事もあります。
ゴロゴロ転がったり、下向きに寝たり、ムクと起き上がってみたり。
頭が冴えちゃって眠れない時には、無理に寝ようとしない方が良いでしょう。
「私は眠れない人!」と刷り込まれる
布団に入って眠れない状態が続くと、それだけで「布団に入っても寝付けない」と刷り込まれてしまいます。
そして、段々と布団に入る事に対して、「今日も眠れなかったらどうしよう。」と言う不安を抱き始める様になります。
不安はストレスとなり、更に不眠を加速させます。
遂には夜になる事が恐怖に思えるまでになる事もあります。
不安を覚える前に対処する
心配性の人がなりやすいのですが、大切なのは不安を覚える前に対処する事です。
どの様に対処するのかといえば、私がやっていた事は簡単です。
逆説的に「目を閉じない様にする。」事です。
明るいと逆効果になるかもしれませんので暗さは重要ですが、「今日は寝付きが悪いかな」と思ったら、「まあ眠れなくてもいいや。」と思い、天井を見る様にします。
目を閉じそうになったら、「天井を見続けなきゃ。」と目を開けてまた天井を見ます。
「眠らなきゃいけない。」というストレスから解放される為か、いつの間にか寝てしまいます。
外から明かりが漏れてくる人は、カーテンを変えるか、イグルーでも購入しましょう。
専門家のアドバイスは?
専門家の勧める方法は、もう少し手間が掛かる方法です。
それは、睡眠日誌を付ける事です。
布団に入った時間、寝付けた時間、起床した時間、日中の眠気度合い等を1週間程記録し、自分の睡眠の状況を把握します。
布団に入ってから眠りに就くまで30分以内が目安ですが、大きく上回るようでしたら布団に入る時間自体を遅らせる様にします。
布団に入ったって、どうせ眠る事が出来ないのですから。
遅らせた時間は室内の照明を暗くして、リラックスできる環境を整えます。
スマホとかテレビとか見ていたらダメですよ。
楽な姿勢で椅子に腰かけて、瞑想するのが良いでしょう。
最終的には睡眠薬か!?
最後の手段としては睡眠薬もやむを得ないかもしれません。
但し、種類によっては日中まで効果が持続し眠気が続いてしまう事もあるようですし、依存性もあるので、逆に無しでは眠れなくなってしまう事もあります。
更に睡眠に対する恐怖を助長する恐れもあるのが睡眠薬です。
そして何より、「非常に苦い」という事で話題になっています。
翌朝の朝食すら苦く感じさせる程の強烈さを持つようです。
睡眠薬も選択肢の一つですが、そこに手を出す前にサプリメントなどで様子を見てみる方が良いと思います。